INTERVIEW

最適なシステム実現のため現場と技術の架け橋になりたい

令和5年4月 採用

湯浅 美咲

岡山大学病院医事課システム支援担当

仕事の内容

医療費の請求や医事会計システムで使用するデータベースの作成が主な業務です。また、日々現場から届く医療情報システムに関する要望を受け、医療情報部に相談しながら技術担当者などに更新や修正を依頼しています。複数の部署に関わるシステムを扱うため、複雑な機能が必要になることもしばしば。現場のニーズをヒアリングし、技術担当者との綿密な検証を通じて、医療現場で働く皆さんが円滑に業務を遂行できるようサポートしています。

先輩

今も印象に残っているのは、先生からの問い合わせに対応した時のことです。エンジニアと事前に作業内容の確認をしたのですが、私の理解と先生の要望が異なる点があり、誤った対応方法を伝えてしまいました。自身の確認不足を反省していたところ、先輩が優しく声をかけてくださり、適切な対応方法について丁寧に指導してくださったのです。おかげで、しっかりと理解できるように。改めて、先輩をはじめ周囲の方々の温かさに支えられていることを実感し、私自身も「誰かのために少しでも役に立ちたい」と、決意を新たにしました。

Q&A

仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
私の所属するシステム支援担当で行う業務は、多くの患者さんの診療や現場職員の業務に関連するため、小さな認識の齟齬や作業の抜け漏れが重大なミスにつながる可能性があります。そこで私が大切にしているのは、タスク管理です。各案件で実施した対応の内容を詳細に記録することで、進捗を正確に把握し、今後の見通しに基づいて優先順位を設定します。しっかりと段取りを立てることで、「ヒヤリハット」を極力なくせるよう心掛けています。
今後の目標を教えてください。
ネットワークやデータベースに関する知識を更に深めたいと考えています。なぜなら、データの抽出作業や会議の場での議論等、日々の業務になくてはならないスキルだと実感したからです。実践を重ねながら、わからない用語等に出合った時には隙間時間で調べ、少しずつ知識を蓄えています。まだまだわからないことも多いですが、基礎知識を定着させ、新たな技術も身に付けることで、実務に生かせるよう精進します。

SCHEDULE

8:30

始業

1日のスケジュール確認、メールの確認、タスクの洗い出しを行います。

9:00

データ作成業務

医療機関の業務を支援する医事システムを使用し、医療費請求のためのデータなどを作成します。月に1度、医事課内全体の現状を把握するための統括日があります。課内で密に連携し作業ができる貴重な機会なので、遅れやミスが発生しないよう注意しながら仕事をするよう努めています。

12:00

昼休み

同僚とランチに行きます。院内にあるパン屋さんがお気に入りです。

13:00

会議

4年に1度の診療報酬改定では、部門の先生と医事課担当、システムエンジニアでチームを組み、システムの運用の大幅な変更等について綿密に打合せをします。

17:15

終業

駅の周辺を散策したり、映画をみたり、友人と食事に行ったり。オフの時間は趣味を楽しみ、リフレッシュすることで翌日からの仕事の活力を得ています。